脱毛に掛かる費用は、確かに高額です。
ですが、脱毛によって髭剃りが不要となり、節約できる費用もあります。
髭剃りの時間を短縮できるだけでなく、その効果がどれぐらいになるか試算を行い、施術費用との比較をしてみましょう。
髭剃りゼロ!を目指す脱毛は、30万円程度の費用を覚悟する
まずは施術費用の試算からです。
事実、脱毛に掛かる費用は、決して安くはありません。
50,000円程度での広告も見掛けますが、実際に内容を確認してみると、毎朝の髭剃りゼロ!を目指す場合は部位が不足していることがほとんどです。
そういった不満のないコースを選ぶと目安としては、100,000円前後で6回パック、というコースになることが多いと思います。
しかも、実際にはこのコース×3周分の費用を覚悟しておいた方が良いです。
なぜ3周分を覚悟するか? ⇒6回では完了しないことが多い(経験談)
ここで私の経験談ですが、6回だけでは髭剃りゼロには到達しませんでした。
実際、現時点で2周目に入っており9回分完了していますが、感覚的にはおそらくもう1周(全18回)はかかるだろうな、と思っています。
別のクリニックで施術を受けた友人は、6回で終わりにしたものの、結局髭剃りは必要と言っていました。
それでも大分薄くはなったそうですが。スポットで予約は出来るけど面倒になってしまい、徐々に足が遠のいているうちに転勤となってしまい、完全に行かなくなってしまったそうです・・・。
2周目以降は割引など、割引情報は効果が大きい!
私が通っているクリニックでは、2周目以降の割引が用意されており、2周目は3割引となります。
そのため、実際に掛かる費用としては、21万円程度となるイメージです。
なお支払金額が大きいため、3割引効果も高額になります。割引情報は事前に把握、確認しておきましょう。
2周目割引の有無は、かなり差が大きいです。
正直、6回で済まないのはよっぽどの場合だけでしょ、と舐めていたので、2周目割引が有ることは説明を受けましたが、あまり気に留めていませんでした。
結果的に、非常に助かっていますが、これから選ばれるのであれば絶対に気にした方が良いと思います!
それ以外にも、ペア割や紹介割などが用意されているクリニックも多いですので、条件に合いそうでしたら積極的に調査・活用しましょう。
脱毛による効果とは
脱毛による効果はどのようなものがあるでしょうか。
現実的には、髭剃り用品に掛かる実費削減、髭剃り時間の短縮(短縮時間分を時給換算)、となるでしょう。
他にも、気分が上々になるかもしれませんし、自信が付くかもしれません。
とても大事な会議や面接がある日に寝坊して、うっかり髭剃りせずに現場に到着してしまい・・・、といった経験は、たとえ人生に一度でも回避できれば、とんでもない効果になるかもしれませんね。
はたまた、素敵な女性との出会いに繋がるかもしれません。
それらはプライスレスかもしれませんが、少年誌のような妄想は一旦置いておきます(笑)
脱毛による効果額試算、実費編
それではまず、実費側から試算していきましょう。
実際に私がいくら費やしたか、通販履歴から引っ張り出してみました。
ここで一つお断り事項ですが、実は私は、生まれてこの方電気シェーバーしか使用したことがありません!
そのため、効果試算も電気シェーバーのみでやらせていただきます。
カミソリの場合、どういった費用が必要になるか実体験がないもので、スミマセン。
電気シェーバーで髭剃りを行う場合に掛かる主な費用は、
本体、替刃、洗浄剤、洗浄機となります。
試算前提)
私の場合、本体は2008年と2017年に購入歴がありました。パナソニック党なので両方ラムダッシュで、21,500円と44,450円でした。
2017年は最新機種の購入でしたので、多少型落ちを買う想定で2回の平均額とし、10年に1度買い替えることとします。
替刃の寿命は外刃が1年、内刃が2年です。内外セットで6,340円で購入歴がありました。
粘って両方2年で交換することとし、本体寿命の10年間では4回購入することとしましょう。
洗浄剤は、3袋セット750円で購入していました。1袋あたりの交換目安は1か月です。
洗浄機も想定に入れておきます。これまでラムダッシュシリーズを15年以上愛用している経験上、洗浄機は3-5年ぐらいで故障してしまいます。6,730円での購入歴がありました。本体寿命の10年間で、1回は無償修理で乗り切り、1回は購入することにしておきます。
実費試算まとめ)
以上の前提をまとめると、下表のようになりました。
年間で9,507円、40年間では38万円ほどになりますね。
私は、30代でのヒゲ脱毛を推奨していますが、厚生労働省2020年版の統計によると、男性の平均寿命は81.64歳ですので、40年分での効果額試算もしてみました。
脱毛による効果額試算、髭剃り時間工数を最低時給換算編
次に、髭剃り時間を算出し、最低時給で換算してみましょう。
実は私が愛用しているシェーバーには、髭剃り後に使用時間が表示されます。
そのため、日ごろからその髭剃り時間を目にし、意識していました。短い時で5分、長い時には10分弱の時間が掛かっていました。人それぞれとは思いますが、ここでは私の平均として7分としておきましょう。
髭剃りをする周期も、人それぞれかとは思います。
ここでは平日は毎日、週末は1日ぐらいサボる想定で、年間300日とします。
最後に最低時給ですが、厚生労働省 令和3年度版の全国加重平均値では930円です。
まとめると下記になります。
7分×300日=2100分=35時間/年
35時間×930円=32,550円/年
32,550円/年×40年=1,302,000円
こ、これはスゴイ額になりましたね…。
実際には、シェーバー・洗浄機のメンテナンス時間、洗浄剤の交換時間などもありますが、それらを割愛してもこれだけの額です。
効果額をまとめ
単純に実費と髭剃り時間の最低時給換算を合算してみます。
1年分:実費9,507円+工数32,550円=42,057円
40年分:実費380,260円+工数1,302,000円=1,682,260円
この効果に対し、脱毛施術費用は20~30万円程度です。
もしかすると、工数分を時給換算することに違和感がある、浮いた時間はどうせ家でダラダラするだけ!という方もいらっしゃるかもしれません。
その場合でも、実費分だけでモトが取れている結果となっています。
色々と仮定が多い試算ではありますので、自分の場合はどうだろう?と改めて試算されてみても良いかもしれません。
個人的には、意外に効果額って大きいんだなあ、という実感を得ましたので、参考にしていただければ幸いです。
ここまでご覧くださり、ありがとうございました。